Sunny北加の日記

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2018年
01月10日
09:08

DCC-2618 期待できるGIST治療薬

前に紹介したBLU-258と競争するように、DCC-2618新薬の第Ⅰ相治験の結果が発表されていますがあまり詳細が見られませんでした。今日、LRG主催の Deciphera社DDC-2618 Webinarを見ました。両薬を直接的比較しようと同種画像をDDC-2618とBLU-285のものをできる限り同じようにと同画面に載せたものを添付しました。治験両者ともGIST治療薬3薬に失敗した患者さんらが対象です。BLU-285の治験結果は過去3回で詳しくポストしました。

最初の画像はPFS-Progression Free Survival、発展なしの可能性が縦軸で、服用時間月が横軸です。
二番目の画像は腫瘍径合計の変化を示したものです。比較的に少ない治験参加者数、そしてGIST重篤性のバラつきを考慮すれば、両者の治療効果はあまり変わらないと感じています。提供された詳細情報、とくに第二次変異の有無などを考慮すれば、BLU-285の方が効果が良いかもと感じます。

これらにはAdverse Eventsと書かれていますが、重要な副作用はDCC-2618の方が軽いようです。特にPhase II以降の服用量、一日150㎎では殆どの副作用はGrade1か2です。Lipase increased、リパーゼ増加、そしてFatigue, 疲労が一番頻繁に出ています。(リパーゼは消化液(胃液、膵液)に含まれ、脂質の消化を行う消化酵素であり、多くの生物の細胞で脂質の代謝に関与する とWikiで見つけました。)DCC-2618の副作用が軽いのは薬がATPが入り込む窪みに先入するのではなく、その隣の”Switch pocket"に入り込み変異で活性化したC-kitを非活性化する新戦略からでしょうか。

DCC-2618はGIST第四線薬としての第三相治験が欧米、オーストラリアで始まりつつあります。
対照的にBLU-285はGIST第二線、第三線薬にチャレンジと第三相治験がアジアも含め世界的に始まりつつあります。
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